秋田・青森旅行日記(No.3)
2010年8月31日

朝食前に再び海辺の露天風呂へ。お湯が少なかったので半身浴(^_^;)。なんでこんなにお湯が少ないんだ? その上昨日よりさらにぬるいし・・・。

天気予報によると今日の午前中は雨、しかも大雨洪水警報が出ている(@_@;)。 午後は曇りの予報なんだけれど、案の定、朝食時あたりからこの辺でも雨が降り出した。 雲の流れが速いので、降ったりやんだり晴れたりと目まぐるしく天気は変わっていくのだけれど、 降る時にはかなりの土砂降り。 う〜ん、今日は十二湖散策の予定なんだけれど・・・とりあえず8時50分発奥十二湖行きのバスは見送って、 10時発の次の便で十二湖に向かう事に。

暇な時間ができたので、部屋の窓から海辺の露天風呂を見降ろしていると、 露天風呂周辺が結構すごい状態に・・・山の方から流れてくる土砂水で、今にも露天風呂に通じる道が水没しそうではないの。 でも果敢にも、こんな状況の中露天風呂使ってる人も何人かいたな(^_^;)。 物好きというか、危ないというか(^_^;)。
左の写真は昨日の海辺の露天風呂で、右が本日の海辺の露天風呂の様子。


昨日の不老不死温泉

本日の不老不死温泉
でも10時には海側の天気は回復し、すっかり晴れてきた。 しかし山側にはまだ怪しい雲が・・・。
とりあえずチェックアウトして予定通りバスで奥十二湖に向かう事に。
途中、十二湖駅で荷物を預ける。奥十二湖で荷物を預けるつもりでいたら、 バスは十二湖駅で荷物を預ける間、停車してくれるのだ。これはかなり助かった。 十二湖駅で荷物を預けた方がいちいち奥十二湖までもどる手間が省けてハイキングルートの自由度が増すもんね♪
さすが観光地。サービスいいね〜。

奥十二湖到着は10時45分。十二湖近辺の散策時間は4時間半程取れる。 一般散策ルートは1時間程度なので、これだけ時間があれば結構奥まで回れそうだ。
しかし十二湖方面はまだ雨雲の中だった。まっ、そのうちやみそうなので、 カッパを着こんで散策に出発。その前に森の物産館キュロロでおにぎりを調達。 こんなところでもおにぎり売っているとは、やはり観光地だ。


鶏頭場の池
まずは奥十二湖駐車場のすぐ近く鶏頭場の池へ。 う〜ん、この池はどうって事ないかな。まあよくある池ってところでしょうか。

次の池は、私の今回の旅の一番の目的である青池。 コバルトブルーの大変きれいな色をした池という事だけれど、この雨で濁っちゃっているかな?ドキドキ。


青池

青池
で、まずパッと見た感じ、今まで見たこともないようなすばらしい色・・・というわけではなかった(^_^;)。 天気のせいかな・・・。

でも近寄ってよくよく水面をのぞきこむと、濃いブルーの透明な水面下に、 木々が横たわる風情がなんとも神秘的。写真にはうまく写っていないのが残念。


上から眺めた青池
青池をさらに上から眺め、そのまま道なりに金山の池へ。
金山の池までは40分程度の距離かな。このルートは完璧森の中で、 観光客はあまり足を踏み入れなさそう(^_^;)。 もののけ姫のモデルってこんな所かな?なんて思いながらテクテク進むうちに雨も上がり、 木漏れ日が差し込みはじめる。何匹かカエルを見かけたけれど、熊は出ないでしょうね・・・ビクビク。


青池から金山の池への途中

金山の池から眺めた大崩
金山の池に到着。

金山の池自体はごくごく普通なんだけれど、ここからは大崩を見あげる事ができてなかなかの絶景。 風がないので湖面に山々が鏡のように映りこみ、これまたいい感じ。

ここで女性ガイドさんと男性客一人にに遭遇。
そして「ガイドも付けず、か弱い女の子二人でここまで来るなんてすごいわね〜。」と女性ガイドさんに言われた。 図太いおばさん二人なんだけれど(^_^;)、それはさておき、 そんな珍しがられる事もないと思うんだけれど、山屋さんは行くなら山だし、 観光客は青池周辺見るだけだろうし、こんな場所を好き好んで歩く人はやっぱり珍しいって事なのだろうか(^_^;)。


金山の池

長池
金山の池から、池が見当たらなかった五郎池を経由し長池、子宝の池、錨釜の池、萱原の池、糸畑の池を散策。 この中で特筆なのは長池。私的には青池よりよかった気がする。

十二湖リフレッシュ村で持参のお弁当を食べてひと休憩後は、脇壺の池を散策し、 ブナ自然林を抜けて再び青池へと舞い戻る。 晴れて来たので、もう一度晴れた青池を見たかったのだ〜。

その前に寄った沸壺の池。
この池もなかなか良い池だったな。やっぱり水面下に木があるって幻想的。
沸壺の池からは水が流れ出している小さな滝があって、これが十二湖庵の水飲み場に続いているのだ。


沸壺の池
そして日差しの中での青池。
刻々と池の色が変わる感じで見ていて飽きない。 色合いは午前中に見た時よりは鮮やかなブルー。 でも水面に木々が映りこんで、透明度的には午前中の方がよかったので、 どちらの青池がよかったかは難しいところ。


青池

沸壺に池から続く小さな滝
その後は再び鶏頭場の池の前を通り、車道をがま池、落口の池に進み、十二湖庵で脇壺の池の水を飲んでみる。 ついでにお抹茶もたててくれるのでここでひと休憩。

その後は再び森の中に入り、仲道の池、日暮れの池を経由し大池で再び車道へと出る。 そのまま車道を進み二つ目の池を経由し八景の池にたどりついたところでタイムアウト。

十二湖庵以後に回った池はこれといって特質するような池はなかったかな。

という事で、十二湖のかなりの範囲を散策した気はするけれど、私のお勧めは青池、金山の池、長池、沸壺の池、そして十二湖庵。


十二湖庵のお抹茶

日本キャニオン
タイムアウトの場所がちょうどキャニオン入口のバス停だったので、15時40分、ここからバスに乗り十二湖駅へ向かう。 強いて言えば日本キャニオンまで行く時間がなかったか・・・あと20分あれば行けた気はするけれど、 日本キャニオンはバスの中から眺めたからいい事にしよう。

さて、十二湖散策を終え、今日は十二湖駅から16時8分発のリゾート白神5号に乗り五所川原に向かうはずだったのだけれど、 今朝の大雨でどこぞで土砂崩れがあったらしく、実は五能線は朝から運休していたのであった(◎o◎)!。

十二湖駅は無人駅なので情報があまりなく、普通列車は止まっていても リゾート白神は来るものだと思っていた私達(^_^;)。甘いね〜。

ということで、せっかくのリゾート白神には乗れず、代替バスで五所川原に向かうはめに・・・。 まっ、眺め的には電車で行こうがバスで行こうが同じようなものだし、自然災害だからしゃ〜ない。 しかもバスに乗り込んだところで30分ほど再び大雨が・・・セーフ。歩いている時じゃなくてよかった。


本日の夕食
五所川原に到着する頃には再び晴れ間がのぞく、変な天気の一日なのであった。 五所川原の駅で、リゾート白神の指定席券分を返金してもらう。自分から言わないとそのまんまちゃらにされちゃうところだ。

本日のお宿はホテルサンルート五所川原。ビジネスホテルなんだけれど、このホテル、温泉付きなのよね。 今回の旅行の宿泊先はすべて温泉付きで探したんだもんね。

まずは温泉で汗を流し・・・今日も暑かったし・・・ホテルから徒歩10分程度の和の食事としまで夕食。
本日の夕飯は釜めし。


日本酒ひょっぱり