さて台北。この時期の台北は既に超暑！気温30〜37度って、こんなに暑いとは思わなかった。 梅雨の時期でもあるので、とにかく蒸し暑い！ 雨に降られなかったのがせめてもの幸いだけれど、今でこんなに暑いって事は真夏にはどれだけ暑くなるんだろうか？

昨夜は23時過ぎにホテルに到着したので、そのまますぐに就寝。途中目が覚めてふと思ったことは･･･ 『そういえばホテルに到着した時、ウェルカムバナナがなかった！』･･･ いえね、別にバナナが食べたかったわけではないけれど、 行く前に読んだ三徳大飯店の口コミ情報ではウェルカムバナナがあると書いてあったのよ。 なんか損した気分(^_^.)。

ってことで、聞き出したのが蒋介石について。 蒋介石は英雄でもなんでもない単なる独裁者であり、台湾に来て彼がした事は、既に在住していた台湾市民の多くの生活を圧迫し、 脅かし、そして多くの人々を虐殺したという事実。そんな彼を聖人として祭っているのはおかしい、という事で、 蒋介石を祭っていた中正紀念堂は「国立台湾民主記念館」と5月に改名されたばかりだそうな。 蒋介石の銅像も撤去されてなかった？･･･と思う･･･見た記憶が無い･･･。
実際ガイドさんの先祖は、蒋介石と共に大陸から台湾に渡ってきたわけではなく、蒋介石が来る前から台湾に在住していた民族で、 蒋介石には相当苦しめられたようだ。

で、このおみくじ
まずは番号が書かれたおみくじ棒をひいた後に、 2つの神杯を投げて1つが表、1つが裏になって初めてその番号のおみくじをもらえるしくみらしい。 神杯が表表または裏裏の組み合わせの場合には、おみくじ棒をひくところからやり直さねばならないのだ。 結局私は8回やり直しをして（その時点で既に運なしって事じゃない？）、 やっと八十八番のおみくじを引きあてた。
が、「不利」「不号」「不安」「損」「空虚」「凶」とかいう字が並んでる〜(T_T)。 たとえ中国語がわからなくても、内容は一目瞭然！ フン。どうせ私は大殺界真っ只中、不運は承知さ(T_T)。
ガイドさんが解読するには、 「今はよくないかもしれないけれどそんなに心配する事はない」との事。 そりゃ面と向かって変な悪い事は言えないよね。
ちなみに友人は1回でおみくじ棒をクリアーし、おみくじにも金持ちになるとか書いてあった気がする。 私とはえらい違い。

紫禁城(北京の故宮）のお宝はほとんどこの故宮博物院にあると聞いていたので期待していたのだけれど、 期待はずれだった〜。私が期待していたのは誰それが使用していた王冠とか家具とかそういった俗物的なもの。 でもここに展示されていたのは中国歴代皇帝が所蔵していたコレクション、壺とかね･･･由緒ある品物だ。 格調高すぎて私にはあまり興味なし(^_^.)。
ガイドさんはこういった骨董品類の説明は好きらしく、本日の観光中、一番詳しく説明してくれちゃったヨ(^_^.)。
市内観光を終え、17時頃ホテルに舞い戻る。これから帰国日まではフリータイム。