モンゴル６日間旅行

モンゴル（テレルジ→ウランバートル）５日目　（2010/8/8）

本日はテレルジからウランバートルへ。
昨日の夜の雨でテルジの草原もなんだか青々しい感じ。この景色もこれで見おさめか。
日本人観光客はここにたいてい2泊ぐらいして帰っていたので、4泊した私達は結構長居したって事かな。まあこれ以上滞在しても、新たに行くところはないような気もするので^^;、テレルジは満喫したぞ。

ガンダン寺

初日に来た道を、一路ウランバートルへ。一時間弱かかったかな。お初のモンゴルなので、本日はウランバートル市内の観光だ。それなりに都会。

まずはチベット仏教のガンダン寺へ。現地ガイドのアムラーはチベット仏教徒のようで、祈りの対象に額を付けてきちんとお参りしていた。チベットで見かける五体投地の簡略版かしら。

国会議事堂にたなびくモンゴル国旗

ガンダン寺

スフバートル広場

そしてウランバートルの中心に位置するスフバートル広場。
ここに立つ騎馬像はモンゴルの英雄、スフバートル。赤軍と共に白軍を撃退したという･･･赤軍っていうのはロシア革命の革命派。その人が英雄って事は、モンゴルはやっぱり社会主義ソビエトと深くつながっていたのね。

スフバートルの騎馬像

国会議事堂のﾁﾝｷﾞｽﾊﾝ像

国会議事堂のﾌﾋﾞﾗｲﾊﾝ像

本日の昼食

本日のランチは鶏。さすが都会。おいしい！日本で食べるような普通のランチなので、久しぶりに完食。やっぱり私は珍しいものじゃなくていいから、ごくごく普通の食事が好き^^;。

ところでアムラーは、ウランバートルでゲルに住んでいるらしい。人の家の庭を借りて、そこに田舎から持ってきたゲルを建てているそうな。モンゴル人って本当に都会でもゲルに住むのね(◎o◎)。

ウランバートル市内では、中国資本や韓国資本と思われる建築中マンションがいっぱい立っていたけれど、モンゴル人はマンションなんて買うのかな？

本日の昼食

ザイサンの丘のモザイク　日章旗を踏みつけている

ランチの後はモンゴルと旧ソ連の友好のモニュメント、ザイサンの丘へ。
長～い階段を上り丘の上に。

戦勝記念日ｻﾞｲｻﾝﾄﾙｺﾞｲ

ザイサンの丘から市内を眺める

旧ソ連との友好関係の象徴だから、日章旗を踏みつけるモザイクなんかもあるのだ。日本の近代史関係の本の中で、モンゴル含みの記述なんて見た事がない気がするんだけれど、日本がナチスと同じ扱いで歴史モニュメントに残されているのを目にすると･････私の知らない歴史がそこにはあるんでしょうが･････日本人としては複雑な感じというか悲しい気分かも。
でもここには戦争がらみだけではなく、宇宙飛行士のモザイクなどもあるのだ。もちろんソユーズなんだろうけどね。
ザイサンの丘からはウランバートル市内にトール川が見渡せるので、ここはデートスポットでもあるらしい。

ザイサンの丘を後に、カシミヤ店とノミンデパートでショッピングタイム。ノミンデパートは普通のデパートで物も豊富。ドルも使えたのでここでお土産を少々購入。でもモンゴルに来て以来、ほとんどお金使ってないな。テレルジではドル払いＯＫだったから一銭も両替していないし。これといって買いたいものもないしね。

そして食料品市場ザハへ。あんまり賑わってないし、モンゴル人はほとんど食べないという野菜が豊富に売られているし（モンゴル人には野菜は家畜の餌という感覚らしい）、ここは主にモンゴル在住の外国人向けザハかな？

とりあえず市内観光はこれで終了。16時頃にはウランバートル市内のパレスホテルにチェックイン。

その後、18時からの民族舞踊ショーを見に再度お出かけ。別に期待していなかったけれど、これ、結構おもしろかった。というか、馬頭琴や琴系の音がすご～くきれいだったな。馬頭琴なんて二本弦でよくあんな音が出せるものだ。そういえば帰りの飛行機で、馬頭琴を購入している日本人を三人ほど見かけた。なんか欲しくなるよね～弾けないけど。でも高いんだろうな～。