ミハスでは約1時間30分のフリータイム。 とっても小さな村なので、それでも十分見て回れる。

まずは村の中心に向かうみんなの流れとは逆に、私たちは小さなほこらの礼拝堂を見学。 中にはリカちゃん人形のようなマリア様？
奥に進むと教会の上に出られるようになっていて、ここからの眺めも抜群･･･なんだろうけれど、 どんより空では眺めはやはりいま一つ。

この小さな細い路地にも結構車が通るので、 油断していると危険。 海をはさんでお向かいのモロッコなんかだと、こういった狭い道は車ではなく ロバがいるんだけどね。それはそれで油断していると、ロバの糞を踏む危険はあるけれど、 やっぱり狭い道は車禁にして欲しいな。そういえばミハスのバス駐車場近くにロバタクもいたけれど、 乗っている人はみかけなかった(^_^;)。

ミハスを見学後、普通のお味のスペイン風オムレツのランチを食べ、セビーリｬへと向かう。
セビーリｬはミハスからは230kmの距離。アンダルシアでは最大の都市だ。

まずはセビーリャの象徴であるヒルダの塔に登り、セビーリャの全景を見渡す。 だいたい塔の上からの景色って想像ついちゃうよね。遠景だから、どの塔登ってもみんな同じといえば同じ(^_^;)。

ステンドグラスもきれいだ。

しかしこのカテドラル内で私が最も気に入ったのは「コロンブスの墓」。
棺をかつぐ4人のモチーフはそれぞれレオン、カスティーリャ、ナヴァーラ、アラゴンの王国を象徴しているとかで、 4人の王国にかつがれているコロンブス。すごすぎる。 それだけ金銀を持ち帰りスペインに貢献したかって事なんだろうけれど・・・ おかげで大迷惑被った人たちもいるわけで・・・ってところかな。
ただしこの棺の中にコロンブスの遺骸が納められているのかは、いまひとつ確証がないようだ。 ドミニカ共和国にもコロンブスのお墓があるらしい。

そして少々のお時間、サンタクルス街を自由散策。
サンタクルス街は昔ユダヤ人街だった路地でこちゃこちゃしていて迷いやすいけれど、 ところどころきれいなパティオもあるし、趣のある場所だ。

昨日の洞窟のフラメンコはオーソドックスなジプシーのフラメンコだったけれど、 こちらは完ぺきフラメンコショー。 フラメンコ初見の人には、多分こちらのフラメンコショーの方が楽しいかも？ でもこういったショーは日本でも見れるので、私的には昨日のタブラオに行っといてよかったなと、 このフラメンコショーを見て思ったのである。