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スリランカ旅行

2006.8.2(キャンディ→像の孤児院→キャンディ ペラヘラ祭り)


仏歯寺の仏歯が祭ってある境内
今日は、キャンディ市内の仏歯寺を観光。 この仏歯寺はスリランカを代表する仏歯寺だ。仏陀を火葬した際、その中からやっと手に入れたものらしいが、 実物にはめったにお目にかかれないとか。 もちろん私たちも見る事はできなかった。

この仏歯寺も数年前、タミル過激派の爆弾テロの標的になったそうだ。


仏歯寺にお参りする人々
ただ何が嫌って、仏歯寺に行くのに、 バス降りた所から裸足で歩かねばならない事。今日は午前中は時々雨がぱらつく空模様 ・・・なんでもペラヘラ祭りが始まると雨が降るそうな。一種、 雨乞いを兼ねた祭りでもあるみたいなので、雨が降るのはいいことなんだろうけれど、 裸足で靴下履いて、ちょっと濡れてる、像まで通る道を歩くのって、 なんか気持ち悪かったな。

仏歯寺観光後は、キャンディ市内をぬけて、像の孤児院へと向かう。
すごくたくさん像がいて、しかも間近に見れるので、結構楽しかった(^^)。
私たちのツアーの怖いものしらずのじー様が、像の後ろ足で蹴飛ばされたのを目撃した時にはびっくりしたけれど・・・ 像の団体の通り道に悠然と座ってるんだもんね(@_@)。一撃目で慌てて退いたからよかったものの、 蹴飛ばした像が、ちらっとまた後ろを振向いてガン飛ばしていたから、 そのままそこに留まっていたら絶対踏み潰されちゃうところだったよ。危ないな〜。
私は像のガン飛ばしていた目が、忘れられない(^_^.)。


  
  
像の孤児院の像達

そして今夜はいよいよ今回のツアーのメインイベントである、キャンディのペラヘラ祭りを見学に行く。 ペラヘラ祭りは、毎年7月〜8月(エサラ月)の満月の夜を最後の日として10日間に渡って行われる、 シンハラ人の信仰する神々を祀る神祀だ。 仏歯寺に奉安されている聖なる仏歯を収めた仏塔(カスケット)を、きらびやかに着飾った像の背中に乗せてパレードするのだ。 今年は7/31〜8/9まで開催され、私たちが見学に行ったのは、お祭り3日目の夜という事になる。

シンハラ人のお祭りだから、タミル過激派にとっては格好のテロの標的だ。 という事で、キャンディ市内は明るいうちから結構ものものしい警備体制だった。 まあこのご時世、警備は十分して頂くに限るから、荷物チェックやボディチェックも仕方があるまい。


  
キャンディーの警備体制 左から荷物&ボディチェック場・特殊部隊らしき人々・沿道警備のおまわりさん

さてペラヘラ祭り、これがめっちゃいいお席で見学できた。 なーんとツアーで取っていた座席は、「地球の歩き方」にペラヘラ祭りのベストポジションと書かれていた、クイーンズホテルの席だったのだ。 しかも残りものには福があるじゃないけれど、見た目、一瞬貴賓席みたいに見える場所に座れちゃったのだ。 斜めお向かいには、本当の貴賓席、お坊様達の席が並んでいた。

最初はもの珍しく見ていたパレード、でも結局のところ、象とキャンディダンサーのグループが続くパレードなので、 だんだん飽きてきちゃったりして(^_^.)。自分達も参加できればおもしろいんだけどね。
今日はペラヘラ祭りが始まって3日目ということもあり、 参加している象さんはまだ少な目の50頭ぐらい。 これが終盤になって盛り上がっていくにつれ、最終的には200頭ぐらいが参加するらしいのだが、 50頭ぐらい見れば十分かも(^_^.)。
しかしめったに見れない珍しいお祭りを見れたので、満足してホテルに戻る。 帰着時間は22時30分。


  
ペラヘラ祭りのパレード