キャンディを出発し、マイクロバスで約5時間、コロンボへと向かう。 下調べをしていないので何とも言えないが、コロンボってこんなに見るところ何もないの？ といった感じで、ホント、ツアーで連れて行かれた限りにおいては、何の見所もない町だった。 という事で、本日はほとんど空港までの移動日に終わるはずだったのだが･･･。

真夜中発の帰国便の出発前まで、休息用にお部屋を取っているホテルに向かうバスの中で、悲しいお知らせが待っていた。 香港に進路を向けた台風の影響で香港空港が閉鎖され、私たちの帰国便であるキャセイパシフィック航空が、 どうも飛ばないらしいのだ。もしかして帰国が延びる？

結局このホテルに私たちは1泊する事になってしまったのだが、 そんな状況に陥るなら普通のシティホテルタイプがよかったな。 連絡能力が欠けている添乗員の下では、この広い敷地は不便すぎる。

仕方がないので、お隣の部屋の人に状況確認、やっぱり何も連絡が無いというので、 ロビーまで行くと、そこに添乗員がいた。 航空チケット手配で頭がいっぱいになっていて、みんなに連絡するなんて事はすっかり忘れ去っている様子だ。
私も予定の飛行機に乗って帰れないというのは初めての経験だけれど、こうしたトラブル手配は旅行業務ではよくある事ではないのかな？ その際の対応の仕方とか教育されていないのかな？ その後も何度か、旅行会社の方針を疑いたくなるような対応をされ、旅最後にして結構むかついた。

今回は土日を控え、さらにツアー客のほとんどが年配者だったので、何が何でも予定通りに帰りたいという人が いなかったし、年配者の人は「嫌われちゃまずいから文句は言えない」なーんて言ってるから(^_^.)、 大して大事にはならなかったけれど、 これが私ぐらいの年代が半数占めるツアーだったりしたら、大変よぉ〜。その場で非難ゴウゴウ間違いなし。 世の中厳しいんだから。
とりあえずその日、バンコクまで行ける飛行機を、客の意向も聞かず逃したのは大失態だし
引き渡しの証明書類ももらわず、全員の航空チケットを空港係員？に渡すのも大問題だし･･･ おかげでチェックインカウンターまでたどり着けない恐れもあった(-"-)･･･
説明が不十分＆つっけんどんなのも問題だ。
これがＪ○Ｂあたりのツアーだったら、その辺、しっかり教育されているような気がするけれど、 安いクラブツー○ズ○じゃ、しゃーないか。

2006.8.4（ネゴンボ→スリランカの空港発→）

ホテル内でボーっと過ごすしかないネコンボのホテルで危うく2泊するところだったが（ホテルの周囲には何もない）、 予定より丸1日遅れのシンガポール行きのキャセイパシフィック航空が取れ、夜中の22時、 ホテルを出て空港に向かう。
結局ネゴンボのホテルでは１泊延泊したわけだが、延泊分のホテル代はキャセイパシフィック航空が持ってくれたようだ。 自然災害の場合は自腹かと思っていたけれど、払ってくれたのね。

チェックインカウンターに入る前にヒト悶着あったものの、23時10分発のキャセイパシフィック空港で 、まずはスリランカを脱出。

2006.8.5（シンガポール→）

朝の7時、シンガポールに到着。この後、20時35分発のシンガポール航空で成田に向かうまでには 10時間以上もの時間がある。 そこで、旅行会社のご好意という事で、シンガポール半日観光が追加となった。

翌朝7時に成田に到着。結局帰国予定日より2日遅れの帰国となる。