ロッジの外で日光浴しながら名残惜しげにランタン谷のヒマラヤの山々を眺める。 『10時ぐらいにはヘリコプター来るかな〜？』なんて思いながらのんびり待っていたのだが、 待てども待てどもヘリはやってこない。

カトマンズはあいかわらず霧の中なのか･･･ヘリコプターが飛んできたのは12時近くだった。 さらにそのヘリが二回にわけて私たちをピストン輸送するという事で、 最初の人達をカトマンズまで送り届けて戻ってくるのを待ってさらに1時間･･･ 結局カトマンズのホテルに到着したのは14時だった。
しかしヘリだとカトマンズから5日間かけて来た道が一気に30分だもんな。早い！ ヘリはヒマラヤ上空を飛ぶのではなく、ずっと谷間を進む低空？飛行だった。

エベレスト街道に行ったグループの中で一組だけが、昨日のうちにカトマンズに戻れず まだルクラにいるとの情報だったが、 チャーター便の出発が遅れたことにより、このグループの人達も午前中の便でルクラを立ち、 無事その足でぎりぎりチャーター便に乗り込むことができた。

ネパールトレッキングでは、いつ自分の身にふりかかってもおかしくない出来事だ(^_^;)。 私も以前ルクラで飛行機が飛ばずに一泊追加になった経験もあるし他人事ではない。 しかし、間に合わなかった場合、帰国便の費用は自腹にはるとは･･･知らなかった･･･。 やっぱり是が非でも帰国便には間に合わせなきゃね(^_^;)。予備日は重要。

成都で夜、オプション（2000円）の川劇を観劇し一泊。
翌日（2004.1.5）、遅れることなく成都から成田に帰国する。