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ウズベキスタン旅行

中央アジアのウズベキスタン、一般にはあまり馴染みのない国。私も シルクロードのオアシスという認識ぐらいはあったけれど、 ウズベキスタンという国の詳細はよくは知らなかった。
中央アジアは民族の興亡が激しい土地柄だけにその歴史は複雑で、 ナントカ朝だのナントカハン国だの頭がこんがらがるほど出てくるけれど、 多少有名どころでもある？ティムール帝国の地といえばわかりやすいだろうか。
近年はソビエト連邦共和国に組み込まれ、1991年のソ連邦解体と共に 独立したばかりのまだ新しい国でもある。
公用語はさっぱりわからないウズベク語やロシア語。 結構フレンドリーな国民性なので、言葉がわからなくても親しげに接してくるし、 「そんなに日本人来てたの？」と、 こっちがびっくりする程、観光地の土産物屋では片言の日本語を話す人も多い。
お国柄的にはあまり共産圏の名残を感じる事はなかったけれど、 橋や地下鉄の写真撮影禁止とか、未だKGBが存在しているあたりが旧ソ連って感じかな。

2007.8.17（成田→タシケント）

成田からウズベキスタン航空に搭乗し、関空経由タシケントへと向かう。
このウズベキスタン航空、日本人格安団体ツアー御用達か？って感じに、団体客で埋まっている。 私が参加したクラブツーリズムのウズベキスタンツアーが総勢50人でしょ、 他に旅物語とかトラピックスとか、日本を代表する 格安ツアーバッチをつけた面々が一堂に会していた（笑）。 全員がウズベキスタンを目的としているわけではなく、タシケント経由でトルコやロシアに行くツアー客も多い。 ツアー代金を抑えるには、ウズベキスタン航空はもってこいって事よね。 そうした戦略にはまりやすい私は、二度目のウズベキスタン航空搭乗なのであった。 事故らなきゃラッキー(^^♪レベルの飛行機って、考えたら恐ろしいけれどね(^_^.)。

今回は窓際だったので、新疆ウィグル自治区からキルギス上空では、 天山山脈がめちゃくちゃよく見えて感動。 6000〜7000ｍの山々が連なっているって感じで、 もしかしてハン・テングリも見えていたかもしれない。
ウズベキスタン近くにも山頂に雪の残る山が結構あって、荒涼とした大地の中にも、 この雪解け水がオアシスを育てているのねと、妙に納得させられる風景だった。 岩山にはちょうど夕日もあたってすばらしい景観。この岩山の標高はどれぐらいあるんだろう？