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ウズベキスタン旅行

2007.8.23(タシケント)

本日はウズベキスタン観光の最終日。ここ数年、2週間近い旅行とかにも行っていたけれど、 今回の旅行は8日間にもかかわらず、なんだかいつになく長く感じるな(^_^.)。
タシケントはあまり見るところがないようで、集合時間は11時。 宿泊先のタシケントパレスホテルの通りをはさんですぐ先に、 ツム百貨店があると現地ガイドが言っていたので、 空いた時間、開店の9時を待って早々に訪れる。


タシケントパレスホテル
ツム百貨店は国営なのでドルが使えないという話だったけれど、 買い物をした人の話によるとドルも使えたらしい。 本当は私もお土産用のチョコレートを買いたかったんだけれど、 食品売り場を見つけられなかった(-_-)。奥ぅ〜の方にあったらしい。不覚!
食品以外にも、力入れて探せば買いたいものもあったかもしれないけれど、 体調不良のせいか、私も友人も百貨店の中にいたら暑くて気分が悪くなってきたので、軽く一周して 早々にホテルに舞い戻る。

ちなみにタシケントパレスホテル、4つ星ホテルなのでお部屋はきれいなんだけれど、 昨夜はシャワー関係が微妙に壊れていて不便な思いをした。

そういえばヒヴァのホテルではバスルームのドアを閉めちゃうとなかなか開かなくなるので、 ドアのところにかませを置いて完全に閉まらないように工夫したり、洗面所の水漏れがあったり、 バスタオルがなんだか雑巾みたいだったり、冷房の調整が効かなかったりと、 ウズベキスタンのホテルはまだいま一つといった感じかな。

11時に集合し、まずは日本人墓地へと向かう。第二次世界大戦でソ連の捕虜となり、 この地で亡くなった79名の日本人が眠る墓地だ。墓地の管理人さんは、 ここもきちんとお掃除をしてくれている。 合掌。
この墓地の敷地にはウズベキスタンの人々も眠っているのだけれど、 その墓石が私達からみるとちょっと変わっているのだ。墓石には、写真を焼き付けたレーザー彫りなのか? 生前の顔や、 中には全身像が描かれているものもある。特に全身像は昼間に見ても一瞬ビクッとしちゃう。 まるで幽霊が墓石の前に立っているように見えるんだもん。

旧市街 クカルダシュ・メドレセ
昼食を食べた後は炎天下の中、あまり観光してもしょーがなそうなナヴォイ公園を観光し、 民芸品系の工房を見学し(ここでもっとお買い物時間が欲しかったよ〜)、旧市街へと向かう。
クカルダシュ・メドレセ前 かつてのタシケントの中心地

チョルス・バザール
「あれ?」振向くと友人がいない。
クカルダシュ・メドレセからチョルス・バザールの 中心部に向かってツアーご一行で歩いている間に、 友人がおじさん一人と行方不明になったぁ〜(@_@)。

友人は私と違って方向音痴じゃないから、来た道のどこかにいるとは思っていたけれど (私の場合は変な方向に行く可能性がある)、 フリータイム解散後、現地ガイド、添乗員、私とでクカルダシュ・メドレセ&バスの方まで戻って探してみたものの見つからない。

実は近くを通ったはずなのに何故かお互い気づかず、結果、違うおじさんに発見されていたわけなんだけれど、 その間、はぐれたと思われる場所からその先を探しに行ったり(すぐに行き止まりになっていたからよかった)、 現地ガイドと添乗員のバトルを聞かされな〜んか嫌な気分。 現地ガイドは亭主関白タイプだし、女性添乗員は気が強いので、 歩み寄れない二人は歩きながらお互いのガイド方針をめぐって人目もはばからず大きな声で喧嘩してるんだもん(/_;)。 どっと疲れた・・・。


チョルス・バザール
一騒動終わり、フリータイム時間も残っていたので とりあえず簡単にチョルス・バザールを見学。 私達が買うようなものはほとんどないかな。
チョルス・バザールの公衆トイレ トイレおばさんに100スム支払う

地下鉄に降りていく
ウズベキスタン観光の最後は地下鉄に乗ってムスタキーリク独立広場へと向かう。 タシケントの観光で一番よかったのはこの地下鉄。 ソ連時代に作られた中央アジア唯一の地下鉄という事だけれど、駅構内がみごと! まるで宮殿のよう!大理石で囲まれた構内は天然クーラー状態だし、 これこそ写真に撮って残したいのに、写真撮影禁止なんて、とっても残念。


独立広場のモニュメント
ウズベキスタン最後の夕飯は中華料理。 大しておいしくない中華なんだけれど、ウズベキスタン料理から開放されて やっと食べれそうな料理が出たので、 久しぶりに腹5分目ぐらい摂取してみる。
が・・・・それがまずかったのか?? 帰国便の搭乗間際になって、突如気持ち悪くなってきた(ーー;)。 なーんか貧血っぽい症状もあるし、最後の最後になってまた体調不良。 飛行機に乗り込んだ後は食事のにおいをかぐのも嫌で、ひたすら眠る事に。 一眠りして富士山が見える頃には復活していたけれど、なんだか恐るべし、ウズベキスタン。

右のリングが切られた部分
さらにとどめは、タシケントで機内預けにしたソフトキャリーバック、鍵を掛けるリングの部分が切られて? 鍵がなくなっていた〜。 幸い金目のものは全く入っていなかったため(^_^.)、何も取られずにすんだけれど、 一応バゲージクレームに行ってクレームをつける。 係員のお返事は、「ウズベキスタン航空はこのぐらいでは賠償してくれないんですよ」って。 オイ、これじゃもうこのバック使い物にならないのにこのぐらい?って思ったけれど、 まっ、捨てる一歩手前のバックだからあきらめよう。