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2007.8.18（タシケント→サマルカンド） 今日からウズベキスタン観光のスタート。 まずは朝７時発の列車に乗って、タシケントから４時間の距離をサマルカンドへと向かう。 サマルカンドまでの列車は、６人掛けのコンパートメントタイプ。新聞とお茶と軽食付きで、 あとは普通の列車といった感じ。 車窓の眺めは強いて言えば、北海道とかトルコのような感じかな〜。つまり、結構飽きる景色って事です(^_^.)。
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今回はツアー参加者50人と聞いていたので、旅行前はどうなることやら(-_-)、と思っていたけれど、
成田から2つのグループに分かれたので（添乗員は各グループに1人）、
結局私の所属するグループは23人。移動のバスは一人２席使えてよかったぁ〜。
移動時間の長い周遊観光の場合、
狭いバスをキチキチ一人一席しか使えないっていう状態ほどストレスなものはないからね。 現地ガイドは、日本語の超うまい25歳メタボな青年･･･って、青年というにはおこがましすぎるぐらい、 体形＆性格共、日本によくいるかつての体育会系、今はただの中年太りの40代オヤジ風(^_^.)。 かなり強引な性格で、自分の主義主張は曲げないって感じだ。 夕飯の時にはウォッカしこたま飲んでいるくせに、「日本人の好きな冷房や冷たい飲み物は体に悪い」とか主張するし、 「日本人は無宗教という人が多いけれど、自分はムスリムだ」とかえらそうに言うので、 「言動と行動が一致していないじゃん！！」 と、突っ込みを入れたくなるんだけれど、25歳ならしゃーないか（笑）。 彼はウズベキスタンの主要民族ウズベク人かと思ったら、アーリア系のタジク人だった。 その体形と性格はどーりでって感じ。 話し好き、かつよく勉強もしているので説明は詳細。 ただし話がとぎれず長すぎるのでポイントが全然わからない。集中して聞いていないと 説明の声が右の耳から左の耳にスゥ〜っと抜けていく感じ。 実は始終気を抜いて説明を聞いていた私は、彼の説明のほとんどが頭の中に入っていないのであった(^_^.)。 ところで現地ガイドに言われた日本人がよく間違える点。それはウズベキスタンはイスラム教の国ではないという事だ。 つまり、宗教は自由であり政治と宗教は無関係。ただ単にムスリムが多く住む国というだけである。 そう言われてみればそうよね。社会主義のソ連時代は宗教は否定されいたわけだしね。 |
グル・アミール廟
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サマルカンドはかつてのシルクロードの中心都市。でもシルクロードという言葉は
この地では使われていないらしい。当地の人にしてみれば、「侵略or略奪の道」といった感じだしね。 「青の都」「イスラム世界の宝石」等と呼ばれていたサマルカンドは、8世紀にアラブ軍、1220年にモンゴル軍に壊滅的に破壊された。 現在のサマルカンドは、14世紀にティムールによって復興された姿だ。 |
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ティムールの呪い 土葬が一般的なこの地で、ティムールの亡骸は、グル・アミール廟の黒緑色の墓石の下、地下3ｍに葬られている。 1941年6月21日にソ連の学術調査隊によってこの棺が開けられ、ティムールの亡骸が調査された。 その調査により、ティムールの右足が不自由だった事も判明したわけだが、 この調査にかかわる、もう一つの別の恐ろしい話がある。 ティムールの棺には、「この墓を開いた者は、”恐ろしき者”にうち倒されるであろう」 という言葉が書かれていた。 棺が開けられた翌日に、ナチスドイツが突然ソ連に侵攻し、多大な犠牲者が出た。 墓を暴かれたティムールの呪いが現実となったのか、それとも歴史の偶然か。 いずれにせよティムールの遺体は再び棺に納められ、鉛で封印され、以後封印は解かれていない。 |
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レギスタン広場はかつてサマルカンドの商業の中心地として栄えた場所だ。
シェルドン・メドレセには偶像崇拝禁止のイスラムでは珍しく、ライオンなどの装飾が施されている。
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本日は夕方からレギスタン広場でフェスティバルがあるとかで、
フェスティバルで踊る民族衣装に身を包んだ一般の人達？
が多数訪れていて、とっても華やかな雰囲気だ。
観光客用のショーなんかより、こっちの方が楽しそう。
でもツアーだとそういった融通が利かないところが悲しい。 ティラカリ・メドレセ内は、金箔に装飾の模様がとっても美しい。
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ビビハニムモスクは、かつてイスラームで最大規模のモスクだったとか。
ビビハニムとはティムールの后の名前だ。表面は修復されてきれいだが、
中に入ると廃墟のモスク。うーん、こーゆー姿こそ時の流れを感じるな。
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半日のサマルカンドの観光を終えた後、ワイナリーへと向かう。
あら、本格的なワインテースティング(^^♪。 しかしすべて甘い･･･甘すぎる。 かろうじて飲めそうな赤と白のワインを二人で一本づつ購入し（１本４ドル）、 旅行中に飲む事にしたのに、途中でお腹をこわして結局白ワインしか飲めなかったよぉ(T_T)。 別に大しておいしいワインじゃなかったけど、ちょっと残念。 |
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