ツークシュピッツェ ここから山頂ロープウェーに乗って右上の山頂へ

今日はドイツ最高峰のツークシュピッツェの山頂を目指す（2964ｍ）。 といっても登山をするわけではなく、登山電車とロープウェーでいっきに山頂に向かう楽ちんコースだ。 一応登山道もあるみたいだけれど、山頂近く、ロープウェーから見た下山者の足元は急角度の砂走り状態で、 すっ転びながら下りている人もいた。もし私が行っていたら滑落間違いなし！ ツークシュピッツェの山頂には氷河もある、という事だったのだが・・・どれが氷河？？？といった感じで 単に雪が残る夏場のスキー場にしか見えない(^_^;)。 スイスのユングフラウヨッホみたいな景観を期待していたのでちょっと期待はずれに終わっちゃった。 まあ、最高峰といっても2964ｍと思えばこんなものかもね。

でも、山頂から眺めたツークシュピッツェの麓にあるアイプ湖は、まるで珊瑚礁の海のようにきれいな色をしていたし、 私は怖くて行けなかったツークシュピッツェの本当の山頂、展望台から数十ｍ先まで登って行けば ちょっとした登山気分が味わえる事だろう。

山頂展望台からツークシュピッツェの山頂を目指す人々　結構混雑している

山頂からの眺め　眼下にアイプ湖が見える

ツークシュピッツェはドイツとオーストリアの国境にもなっていて、山頂には展望台が二箇所ある。 二つの展望台は自由に行ったり来たりできる為、 山を降りる時に危うくオーストリア側に降りるロープウェーに乗りそうになってしまった。 事前に、「上り登山電車＆山頂ロープウェー・下りロープウェー」のガルミッシュ・パルテンキルヘンからの 山頂往復チケットを購入していたので（40.5ユーロ/所要時間片道1時間20分）、 チケット違いでロープウェーの改札を通過できなかったからよかったものの、 実はそこで初めてツークシュピッツェが国境だったという事を知ったのであった。 だってガイドブックにも現地の地図にもここが国境だなんてひとっことも書いてなかったんだもん。 どうせなら山の裏側の事まで書いといてよね〜。

ロープウェーで一気にアイプ湖まで降りた後は、アイプ湖の散策に出かける。 すごい透明な湖で、湖畔ではみな水着姿で湖水浴を楽しんでいる。 うそぉ〜、泳げるとわかっていれば日本から水着持参したのにぃぃぃぃぃ(><)。 ここで一日のんびり泳いでいたいよぉぉぉぉぉ(><)、と嘆きたくなる程きれいな湖だ。

アイプ湖で湖水浴を楽しむ人々

せっかくなのでしばし足をつけて、ちょっとだけ湖水浴もどきを楽しむ。暑い日だったし気持ちよかった(^^♪。

アイプ湖

Baderss駅までのハイキング道

名残惜しくアイプ湖を後にし、登山電車の乗り換え駅、Baderss駅までハイキングに出かける。 小さな湖経由の1時間30分のハイキングを予定していたのだが、 どこで道を間違ったのか湖に寄らない近道コースにのってしまい、 お花畑の間の舗装道を通りながら1時間程でBaderss駅に到着した。 どうもドイツの標識はちょっとわかりずらい気がする。