リンダーホーフ城 修復中ため正面の外壁には垂れ幕が掛けられている

今日はルートヴィヒ２世の建てたお城の一つ、リンダーホーフ城に行く(7ユーロ）。 ガルミッシュ・パルテンキルヘンからはバスでオーバーアマガウ乗換えの１時間弱の行程だ（往復で11.6ユーロ）。 リンダーホーフ城は現在修復工事中。 せっかくきれいな外観なのに、正面の外壁は等身大の写真を載せた垂れ幕で覆われていた。悲しい(T_T)。 観光ガイド付でないと回れない城内だが日本語ガイドはないので、 日本語の説明書きファイルを貸りて英語ガイドにくっついて見学する。 ベルサイユにあるプチトリアノン宮殿を模したといわれるこの城の内部は超ド派手だ。 コテコテコテコテした内部の装飾は、リンダーホーフ城が建てられている 山中の風景とはあまりにも不釣合いな気がしてならないのだが、 この不釣合いなところが やはり常人とは違うルートヴィヒ２世の感覚なんだろう・・・けどやっぱりよくわからない趣味だなぁ(^_^;)。

リンダーホーフ城の内部　フラッシュ無しなら写真撮影可

リンダーホーフ城とその奥の高台にビーナステンペルが見渡せる

城内の観光を終えた後はお城の北側斜面を人口滝の園亭まで登り、さらに人工洞窟ビーナスグロッテへと進む。

リンダーホーフ城の側面

ビーナスグロッテと言えば、前にツアーで来た時に現地ガイドにせかされてゆっくり見れなかった場所(-"-)。 ヴィスコンティの映画「ルートヴィヒ２世　神々の黄昏」の情景を思い出しながら、今回は存分に堪能して積年の恨みを果たしたぞ！って感じだ。

人工洞窟内部　タンホイザーの壁画・貝の小船・湖水の水中照明

フンディングの山小屋

洞窟見学後はリンダーホーフ城内の広大な庭を一周しようと庭の隅にあるフンディングの山小屋に寄り、 そこからお城の森の中を散策しがてら出口に向かった。 しかしさすが山の中にあるお城、お庭の中といえども半端じゃない傾斜道だった。 一周すると結構疲れるかも(^_^;)。