昨夜、ガルミッシュ・パルテンキルヘンのハイキングマップとガイドブックを付き合わせて検討した結果、 今日のハイキングコースはパルトナッハ渓谷に決定する。 宿泊時にもらったビジターカードの無料特典を利用して、市内バスでオリンピックスキースタジアムに行き、9時15分、 そこからハイキングに出発だ。

パルトナッハ渓谷の入口前

しかしやっぱり道案内の看板があまり出ていないなぁ。 友人が方向感覚に優れているので迷わずにすむが（私は方向音痴なのでお任せ状態）、 せめてバス停に案内板ぐらい置いといてくれ・・・ ハイキングマップもわかりずらいし・・・ ドイツ人って結構ハイキングしているけれど、皆迷う事はないのかしら？ 入場料2ユーロのパルトナッハ渓谷の断崖絶壁の岩の間に作られた遊歩道は涼しくて気持ちがいい。 渓谷を抜けたところでしばし川原に下りて休憩を取った後は、川伝いの道からEckbauerという小山の山頂に向けて 森の中に入っていく。 途中熊の看板を見かけたが、やっぱりここら辺にも熊が出没するのかな？（ドキドキ）

ハイキングの途中

花はたくさん咲いているけれど展望のない森の中、そろそろ飽きてきたところでやっと森を抜けた。 遠くには昨日行ったツークシュピッツェやアルプスピッツェの頂が見える。

ハイキングの途中

Eckbauerの山頂の小屋

が、しかし、再びすぐに森の中に突入だ(-_-;)。 そこから山頂まではつづら折りの結構斜度のある上り坂がず〜っと続き疲れた。 予定時刻より少し遅れて12時過ぎにEckbauerの山頂に到着。ここでお昼休憩にする。 お昼はお弁当として持参したハムサンドにオレンジ、 これ、ホテルの朝食のバイキング時にコソッと作成してお持ち帰りしたものだ(^_^;)。 ガルミッシュ・パルテンキルヘンの滞在中、昼食は安上がりにいつもこのパターンで済ませたのだが、 眺めもいいし自然の中で食べるとおいしいのであった（*^_^*）。

帰りはロープウェー沿いに山の斜面を下る。 （Eckbauer山頂ーオリンピックスキースタジアム間にはロープウェーも運行している） 小走りしてしまう程急な坂道をどんどん下って行くので、意外と高度差あったのねと思ったのだが、 ハイキングマップにはEckbauerの山頂が1236ｍと書いてあるだけで、 オリンピックスキースタジアムの高度が書いていないところがさすがドイツって感じかな。 結局本日の行程は、登り2時間、下り1時間で、途中お昼休憩を入れて、 14時にはオリンピックスキースタジアムにもどってきた。 ところで後日判明したのだが、 ルートヴィヒ２世がヴェッターシュタイン山脈の1800ｍを超える高所に建てた外見山小屋、 中は金ぴかゴージャスな猟館シャッヘン（Schachenhaus）。 ガルミッシュ・パルテンキルヘンから行ける（徒歩でしか行けない）と書いてあったので、是非行きたかったものの 場所がわからずあきらめたのだが・・・実は今日行ったEckbauerのもう一つ後ろの山の中にあったのだ！ ハイキングマップにも"Schachenhaus"と記されていた。 あ−見逃した、くやしぃ〜。 でも地図で確認しても、麓から果たして日帰りで行ける距離なのかがよくわからない。 急斜面の登山道とハイキング道が混じりあっているように見える アバウトなハイキングマップ頼りに行っていたら実際危なかったかも(^_^;)。

ハイキング後に訪れたパルテンキルヘン側の中心地ルートヴィヒ通り　家の壁に描かれたフレスコ画がきれいな通りだ