シェルトホルンの展望台

グリンデルワルドから行けるもう一つの展望台、シルトホルン(標高2960m)に向かう。 登山電車・ケーブルカー・ロープウェーを乗り継いで２時間３０分、 ひと山というかひと丘超える感じでやっぱり結構遠いなぁ。 失敗したのはシルトホルンへ上るゴンドラからは、 ユングフラウ鉄道パスが使えないエリアだったって事。 リサーチ不足だった。 あ〜ん、それならスイスカード持参して運賃半額にしたのにぃ〜。3000円ぐらい損しちゃった(-"-)。

シルトホルンの展望台からは、昨日歩いたアイガー氷河近辺一帯が見渡せ、 他にもラウターブルネンの町や、インターラーケン近くのトゥーン湖まで見えて360度のパノラマが楽しめる。 ユングフラウ方面とは違う方角の、雪のない山並みを見ていると、 なんだかチベットを思い出してしまった。 山岳地方っていうのはやっぱり似たような風景になるんだろうな。

写真真中アイガー氷河近辺は 昨日のハイキングルート

トゥルンメルバッハの滝

シルトホルンを後に、ロ−プウェ−とポストバスを乗り換えて、トゥルンメルバッハの滝へと向かう。 ここは、アイガー・メンヒ・ユングフラウの氷河の雪解け水が合流して流れる場所だ。 鉄砲水のように流れるこの水路を間近に見れるように、 流れに沿って岩山の中をくり抜いて、わざわざトンネルの遊歩道を作っているというすぐれもの。 ちょっと暑い今日などは自然クーラー状態で気持ちいいし、その水量のすごさは見ごたえ十分(^^♪。

メンリッヘェンからの眺め

トゥルンメルバッハの滝を見学後、 再びポストバスとロープウェーを乗り継いで標高2227mのMannlichen(ﾒﾝﾘｯﾍｪﾝ)に向かう。 ここからの眺めはもう最高！ 主要な山々にグリンデルワルドやラウターブルネンの街並みも見渡せ、 グリンデルワルドではぴか一の風景だ！

メンリッヘェンからの眺め

ハイキングコース

このぴか一の風景を見ながら、 メンリッヘェンからクライネ・シャイディックに向けて、 ほぼ平坦で楽ちんなハイキングコースを歩く。 平坦だから足元を気にする必要もなく、眼前に迫ってくるアイガーやメンヒ、ユングフラウを見ながらの 爽快このうえないこのコースは、メンリッヘェンに向けて歩くのではなく 是非クライネ・シャイディックに向けて歩くべし。 気に入ったので、このコース、翌日もう一回歩いちゃった(^^♪。

今日は買出しの為、グリンデルワルドのスーパーが開いている時間(19時ぐらいまで)に街にもどりたかった･･･ という事で、 クライネ・シャイディックの列車の発車時刻に間に合うように、 この快適なハイキングコースを、何を好き好んでかちょっとマラソンしてしまった私達(^_^;)。 ここら辺の列車やバスって、一本逃がすと一時間待つはめになるからね。 その甲斐あって無事、予定の列車に乗れ、スーパーにも閉店前に寄る事ができた。努力は報われた(^^)v。

グリンデルワルドの駅からの眺め