ホテルの前から見た虹

昨日の晴天はどこに行ったの？という感じで、朝から空には灰色の雲が出ている。 明け方一雨あったようで、チェックアウトをすませて外に出ると、なんと目の前の山から虹が出ていた！ あっという間に消えちゃったけれど、虹の端っこをこの目でとらえたのは初めてな気がするぅ〜(^^)/。 その後、8時38分、カナツェイ発のSADバスに乗り、10時10分、オルティゼに到着。 途中、お行儀の悪いボーイスカウトの団体が乗ってきた事もあり、 バスは満席状態で立っている人もいるぐらいに混んでいた。座れてよかった。

セチューダから見たガイスラー	当初の予定では、今日は再び全荷物を背負って、オルティゼからセチューダに上がり、そこから隣り町の セント・クリスティーナまでハイキングをして、バス＆列車でドッビアーコに向かうはずだった。 が･･･トレッキング初日で、全荷物背負って歩く事に懲りた私達は、オルティゼに荷物を預け、 セチューダ近辺をハイキングするという予定に変更した。 という事で、荷物は二つにわけていたのだが･･･オルティゼの観光局に寄って荷物を預かってくれるところはないかと聞いたら、「ない」と言われてしまった(―_―)!!
セチューダから見たサッソルンゴ	きゃ〜ん。 預かってくれる場所を探すのも面倒なので、結局荷物を全部持って、 ゴンドラでセチューダまで上がることに･･･ でも、今更全荷物を背負って歩く気はないので、 セチューダで景色を眺めながらのんびりしていようという事になった。しか〜し、 オルティゼは既に晴れていて天気が良かったものの、セチューダに上がると、山上はまだ不安定な天気が続いている。 日が差している時は暖かいのに、日がかげると寒い！ セチューダでのんびり景色を堪能して座ってなんていられない！
セチューダからの眺め	それにガイスラーには日は差しているけれど、サッソルンゴンやセッラ山群の上には、怪しげなおどろおどろしい雲がうずまいていて、決してよい眺めとはいえない。 という事で、滞在時間約30分で早々とゴンドラでオルティゼまで降りてしまった。(ゴンドラ代往復18ユーロ) そして今日は予定を変更し、 ボルザーノの考古学博物館に展示されている(入場料8ユーロ）、 アイスマンのミイラを見に行く事にする。 13時44分、オルティゼ発のSADバスに乗り、14時45分、ボルザーノに到着する。ボルザーノはやっぱり暑い！

アイスマンの復元（写真禁なのでパンフレットより）

さてアイスマン（エッツィ）のミイラ、1991年、アルプスの氷の中から発見された5000年も前の古代人のご遺体だ。 でもなんだか公開にもったいつけていて、薄暗い小部屋に冷凍保存されているミイラを小窓から覗いて見る事しかできない。う〜ん、もうちょっとよく見せてくれてもいい気がするんだけれど。なんて、不謹慎かしら。 ････でもエジプトのミイラも、ウルムチのミイラも、もっとじっくり見れるように展示されていたのにぃ〜。エッツィの呪いを心配しているのかしら。メスナーについて調べていた時、エッツィの発掘関係者があいついで死んだという一文をネットで読んだ事がある。発掘の道案内をしたメスナーもその一人に数えられていた････。

ボルザーノからドッビアーコへは列車を一回乗り継いで行くことになる(8.2ユーロ)。 しか〜し最初の列車が15分遅れた為、乗り継ぎ列車に間に合わず、結局何もないフォルテッサの駅で 次の電車を待つこと一時間、ドッビアーコに到着したのは20時20分だった。

本日の夕食　パスタ

ドッビアーコのHotel Nockerもハーフボードで頼んでいたため、 ぎりぎりセ−フで夕食にありつく事ができた。 でも21時にはレストランを閉めちゃうと言われたので、到着早々急いで夕食を食べるはめに(-"-)。 既に食べている人はだれもいなかった。（ドロミテの夕食タイムは19時30分から、ヨーロッパにしては早い気がする。） おいしい料理だったけれど、急いで食べたので、なんだか食べた気になれず(^_^;)。

本日の夕食　メインディッシュ

ドッビアーコのHotel Nockerのお部屋 ･･･私達は「女中部屋」と呼んでいたのだが、お粗末すぎ。 特にシャワールームが狭すぎ！バスタブもないし(-"-)。 屋根裏部屋で、お隣がスタッフルーム、ちょうどイタリア人のバカンスウィークに突入した時で、多分満室だったんでしょう。しかもチェックインの時間が一番遅い＆2泊しかしないせいもあってこんなお部屋になった気はするけれど、あ〜ん、このホテルは失敗だった。カナツェイのホテルがよかっただけに、ギャップが大きい。値段は変わらないのに。 ちなみに、カナツェイ・ドッビアーコ滞在中、めずらしく日本人のみならず、アジア人には一人もお目にかからなかった。