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2005年8月9日(10日目)  
 コルティナ→トファーナ方面→コルティナ→ベネチア(ベネチア泊)


Hotel Olinpia
今日はドロミテ最終日。15時30分のバスでベネチアに向かうのだが、時間があるので、ホテルに荷物を預け、 今日は、ホテルの人お勧め、トファーナのゴンドラに乗り、下りにハイキングをしようという事になる。

ゴンドラ乗り場まで歩いていく途中、オリンピックスタジアムの広場で、青空市が開かれていた。 結構おもしろかったので、そこでショッピングタイムを取ること数十分、(帰りにもまた寄ってしまった(^_^;)。

さてゴンドラ乗り場に着いたものの、トファーナの山頂には雲がかかっている、という事で、 3つのゴンドラを乗り継ぐ予定だったが、2つ目のゴンドラまでにして、そこからハイキングする事にした。(ゴンドラ代往復18ユーロ)


ハイキング途中に寄った小さな湖
しかし、2つ目のゴンドラ終点駅の一歩手前で雲の中に突入してしまい、ゴンドラ駅周辺は真っ白け。 仕方がないので1つ目のゴンドラの終点駅まで下りる事にして、そこからコルティナに向かってハイキング開始だ。 ゴンドラ代がもったいなかったし、 結構下の方からのハイキングだったので、ほとんど林の中を歩く感じになってしまった。 山の展望がないハイキングはつまらないなぁ〜。

ゴンドラでいっしょだった、野性的でかっこいい若いカップルは、男性の方が岩登りをするみたいで、二人で雲の中、トファーナの山頂駅に消えていった。岩登りしているところ、見たかったんだけれど、残念。


ハイキングの最後、車道に出たところの風景
今日のこのコースは、ハイキングといってもファミリー向けハイキングといった感じ。

東ドロミテの方はほとんど調べていかなったせいもあるけれど、トレッキング目的なら、 東ドロミテより西ドロミテの方が断然おもしろいといった印象を持った。 西ドロミテの方が特徴を持った形の山も多いし、コースも多い気がする。トレッキングしている人も多いしね。

コルティナに到着後、出発までまだ時間があったので、コルティナの教会に入ってみたら、 パイプオルガンの音色が響いていた(^^)/。


コルティナの教会
15時30分、ATVOのバスでベネチアに向かう。このバスのチケットは昨日購入したのだが、 私がネットで調べていた代金の2倍の21.6ユーロもした。 何故?と思っていたら、乗る段階になってその理由が判明。 私達のチケットは特急バスのチケットだったのだ。

ベネチア行きのバスは一日1本しか出ていないと思っていたので、 渡されたチケットを素直に受け取っちゃったが、 ネットに載っていた10.4ユーロの各停は15時15分発、特急は15時30分発と、2本出ていたのだ。うっそぉ〜。


コルティナの教会

しかも特急はメストレにしか止まらない。 各停は、ベネチアのローマ広場にも止まる。私達はローマ広場まで行きたいのに(T_T)。 メストレから列車に乗り継いでサンタルチア駅まで行く手間が増えてしまった。(電車賃1ユーロ)

私達2人ともう一人のお客しか乗っていない特急バスに乗り出発。 各停は3時間かかるけれど、特急なら2時間弱ぐらいで着くのかしら?と期待していたら、 途中、再び事故渋滞に遭遇し(バイクの前輪がぐしゃぐしゃになって道の横に置かれていた)、 結局3時間かかってしまった。特急の意味ないじゃ〜ん。
しかもコルティナ→ベネチア間は、私のきらいな、下りのクネクネ道が結構長く続いていた。


ベネチアの水上バス
ベネチアに到着後、水上バス24時間券を購入し(10.5ユーロ)、本日の宿、Hotel Olionに向かう。 夜、サンマルコ広場で野外音楽を堪能したい!というこだわりがあった私。 サンマルコ広場近くのホテルを取ったのはいいけれど、 各停の水上バスに乗ったらやけに時間がかかってしまった。
さらにこちゃこちゃした道の途中にあるホテルの入口がわかりずらくて、 結局ホテルへの到着は20時近くになってしまった。

☆☆の安いホテルだったけれど、お部屋は広くて快適だし、 観光にもとっても便利な場所にある。なんといっても、目の前はカルティエのお店だったし(笑)。


サンマルコ広場
ドロミテと違って(^_^;)、ベネチアの夜は長いので、遅い時間ながらゆっくり夕食食べて、夜のサンマルコ広場を堪能し、短時間ながら、なかなか充実感があった。
唯一、サンマルコ広場でもう一度聞きたいと思っていた「オペラ座の怪人」の演奏が無かったのが残念無念。

この夜、目が覚めてベッドの中で伸びをした瞬間、左足のふくらはぎが攣った。 ドロミテで相当筋肉を酷使したのね、って、日ごろの運動不足がこれで判明(^_^;)。