ゴーキョピークトレッキング(14〜17日目) 　No11

2005.1.3（モンジュ約2800m→ルクラ2800m） 今日はルクラに向けて登ったり下ったりしながらの最後のトレッキングだ。 昨日の夕方ぐらいから天気も回復し3日ぶりに朝から青い空が広がっている。 長いようであっという間に過ぎ去ってしまったヒマラヤ。 ヒマラヤの素朴さは徐々に失われている気はするけれど、 それでもまた来たいと思わせる地だ。 ルクラのロッジに到着し、ビールで乾杯！私もやっとアルコール解禁だ。 荷物の整理もしないままみんなでうだうだ飲み続け、 そのまま夕食兼スタッフ一同会してのさよならパーティーに突入する。

クスムカングル

真面目なサーダーニマさんにシャイなコックのドメさん、カトマンズ在住の二人とはあと一日いっしょだが、 他のスタッフとはここでお別れだ。 若いシェルパ達はちょっとしゃれっけがあったかな。ネパールの現代風の若者達といった感じだ。最近はシェルパも身なりがいいので、トレッキング中にすれ違うと 日本人なのかシェルパなのかわからない事もよくある。 キッチンスタッフはホントいつみてもよく働いていた。 一番若い15歳の少年、12歳ぐらいにしか見えないきゃしゃな男の子だったけれど、 彼も一人前にしっかり仕事はこなしていた。もう一人のキッチンスタッフと、ルクラから歩いて3日かかる村から来たそうな。 ゾッキョ使いの笑顔満面なお兄さん、ゾッキョを追いながら歌う声がヒマラヤに響いて素敵だった。 ナムチェでお別れしたヤク使いのサーダーパパがいないのがちょっと残念だ。 前列シェルパ４人にコックのドメさん キッチンスタッフ　常に鍋をピカピカに磨き、キッチン器具を背負ってキャンプ地に先行

2005.1.4（ルクラ→カトマンズ） ルクラからの飛行機は、予定通り８時に飛び立った。 機内からは行きよりもくっきりとヒマラヤの山々が見える。 午前中のうちにカトマンズのホテルにたどり着き、約２週間分の垢をお風呂でゆっくり落とす時の気持ちよさはまた格別で、 予定通り飛行機が飛んで良かった〜と思わせる一時だ(^^)/。 カトマンズに戻るとTVではひっきりなしに「TUNAMI」のニュースを放映している。 世の中何が起こるかわからない。この日、カトマンズからルクラに向かうチャーターヘリがジリに堕ちたとも聞いたし、 とにかく何事もなく目的を達して帰ってこれた事に感謝だ。

ルクラの飛行場

2005.1.5〜1.7（カトマンズ→バンコク→成田） 1/5は一日カトマンズでフリータイム。パシュパティナートとボダナート、タメルに行き、後はゆっくりと過ごす。 試しにラデェイソンホテルからパシュパティナートとボダナートまで歩いたら、片道一時間かかりすごく 疲れた(-_-;)。排気ガスも多いしね。 初詣も兼ねて、150ルピー支払ってタルチョを一束、ボダナートに掲げてもらう。 七束でてっぺんから下まで一本につながると言われたがそれは断る(^_^;)。という事で他の人のタルチョとつながっているのだが、その中にはラマ僧のタルチョも含まれていた(^^)。 ついでにトレッキング最後にもらったカタもボダナートに奉納してくる。 ボダナートとボダナートに掲げてもらった私のタルチョ 翌1/6、バンコク経由のタイ航空で日本に帰国する。 TUNAMIの後のバンコク空港はいかに？と思ったが、いつもの賑わいだった。