ホテルエベレストビューの景観は想像していたよりずっといい！ ナムチェの展望台からの眺めとさして変わらないだろうと思っていたが、さらに一歩、山に近づいた感じだ。 ほとんどお客さんがいなかったので、 ここでゆっくり景色を眺めながらのコーヒータイムを取る。なんとも贅沢な時間だ(^^)/。

ホテルエベレストビューのテラスでコーヒーを頂く

ホテルエベレストビュー正面玄関前から見たコンデリ

ホテルエベレストビューにはカトマンズから直接ヘリで上がってくる観光客も多いと聞いていたので、 ヘリポートのあるシャンボチェからはすぐの距離かと思っていたらこれが意外に離れていた。 といってもそこからはなだらかで展望の良いトラバース道を歩いて行けばいいので大してきつい歩きではないけれど、 突然ヘリで高所に上がるのだからやはり高山病の危険はあるだろう。

案の定帰りがけ、シャンボチェから飛び立つレスキューヘリを目にしたが、 多分ホテルエベレストビューのお客さんが運ばれていったような気がする。

今日の宿泊地ギャンツマから先はずっとテント泊となる。夜にはどんな寒さが待っている事やら・・・でも 昼間のテントの中は気温20度にもなるポカポカ陽気状態。 テント場の目の前にはタムセルクが広がっており、違う方向にはアマダブラムが見える。 いくら暖かいといえテントの中にいるのはもったいない程の景観だ！

今回はテント泊でも毎回食事はロッジの食堂を借りていた。（お客さんが少ないので貸し切り状態の事が多い）
夕食時にはいつも暖かくストーブを燃やしてくれるので、就寝前までゆっくりストーブで暖まり、湯たんぽをもらってテントに戻る。

3時頃にトイレに目が覚め、外に出ると晴れ渡った満月の空に星が瞬いていた。テント内の気温は-7度、 この夜、テント内のペットボトルの水は完全に凍っていたが、今回のトレッキング中一番寒かったのはこのギャンツマの夜だったとは、なんと暖かな年末年始だった事か。