ウル・モスクはスカーフ着用が必須

ブルサではウル・モスクと近くのバザールを見学。ウル・モスクは20個もの丸天井を持つモスクだ。 私はトルコに来てからずーっとイスラム圏に来た実感がなかった。 ブルサで初めてトルコのモスクに入ったが、モスクでお祈りしている人も少ないし トルコはアラブ諸国に比較すると全然イスラム色が強くなく、やはり アジア圏ではなくヨーロッパ圏のイメージだ。

初めてイスラム圏を旅する人にはトルコ旅行は入門編みたいな感じでいいかもしれないが、 一度コテコテアラブを体験した人が、ツアーで異文化体験を楽しみにトルコに行くと ちょっと期待はずれに終わるような気がする。 だって全然ヨーロッパみたいなんだもん(^_^;)。 フリーで訪れればまた違った印象を持つかもしれないけれどね。

ダータネルス海峡

ブルサからバスで4時間、イスタンブールへと向かう。 行きはダータネルス海峡を渡ってイスタンブールを後にしたが、 帰りはボスポラス海峡をカーフェリーで渡りイスタンブールに舞い戻る。 11日ぶりに戻って来たイスタンブールはすっかり秋の気配が漂っていた。寒いんですけどー。 天候も目まぐるしく変わり、晴れたり曇ったり雨が降ったりの変な天気。

トプカピ宮殿の美しいタイル

トプカピ宮殿敷地内、ボスポラス海峡・マルマラ海を見渡せる オープンテラスのレストランで昼食を食べた後（寒すぎるぅ〜）、 オスマン帝国の居城、トプカピ宮殿の観光だ。 トプカピ宮殿内は思ったよりお部屋など、公開されている箇所が少ない。 別料金で希望者は宝物殿にも入場していたが、宝物殿を見学しているとフリータイムが消えてしまうので、 私はパスして一般公開箇所をゆっくり見て回る。 歴代スルタンの自画像、なんだか皆同じような顔で覇気のない表情をしていたのが印象的(^_^;)。

トプカピ宮殿の観光を終えた後、グランドバザールで１時間のフリータイムとなる。 もっとゴチャゴチャ混んでいるのかと思っていたら、以外にスキスキ状態でびっくり。 イスタンブール在住のセブタさんは、グランドバザールでは買い物をしないと言っていたが、 結局観光客しか行かない場所なのかしらね。 しかし来たからにはお土産を購入する私、 でも値切り方が足りなかったとあとで反省(^_^;)。 年配の方々は１時間もグランドバザールで時間をつぶせないと 早々に集合場所のバスに舞い戻っていたようだけれど、 値切って買うには１時間じゃ全然時間が足りないのよねぇ〜。

シルケジ駅　オリエントエクスプレスの看板

グランドバザールを後に今日の夕食場所、1977年まで運行されていたオリエントエクスプレスの終着駅、 シルケジ駅内のレストランへと向かう。 当時の写真なども展示されていてなかなか趣のあるレストランだし、 久々の洋食はおいしかった(^^)v･･･けど、量が少なかったのが残念(^_^;)。 シルケジ駅は現在でも使われており、レストランから直接駅のホームに出る事も可能だ。

夕食後、旧市街を抜け、新市街にあるヒルトンホテルに向かう。 途中バスの中から見るイスタンブールの夜景はめちゃきれいだった。 金閣湾を背景にイスタンブールのいくつかのモスクがライトアップされて浮かび上がり、 ずっと見ていたいような風景だった。