カッパドキアでお土産物屋巡り第三弾のトルコ石のお店に連れて行かれた後、 バスで4時間、ボアズカレに向かう。 トルコ石のお店では、女性がのきなみお買い物。 かくいう私も、予定外のペンダントヘットを購入してしまう(^_^;)。 日本でこんな大きなペンダントヘットつけないよな、と思いつつ＄200、高いお買い物をしてしまった(>_<)。 さてボガズカレ、ここはかつてヒッタイト帝国が栄えた土地だ。 ハットゥシャの都に聖地ヤズルカヤ、実はここが私の今回のトルコ旅行の第一目的地でもある。 ただしヒッタイト帝国に関しては特に詳しく調べた事もなく、まともな知識といえばあのエジプトの壁画にも残るカディシュの戦いの相手国程度のもの(^_^;)。 にもかかわらず何故にここが第一目的地かと言うと、ヒッタイト帝国を舞台にした漫画「天は赤い河のほとり」を読んでいたからなのである。 す〜ぐ漫画に影響されるちゃうたちなのよね（笑）。

ハットゥシャの丘

という事で、念願のボアズカレに来たのはいいけれど、 バスの中から最初に目にしたハットゥシャの丘は、 かすかに城壁の跡が残るかな？といった感じのただの丘だった。

ハットゥシャで当時の方法を使い再現された日干し煉瓦

ヤズルカヤのレリーフ

とりあえずまずはハットゥシャの聖地だったヤズルカヤの遺跡に向かう。 ここには神々のレリーフ等が比較的きれいに残されている。 ヤズルカヤのレリーフ(12神の行進)

ヤズルカヤのレリーフ(王と神)

ライオン門

そしてハットゥシャ。その場に実際立ってみても、単なるのどかな丘に変わりはないが、 一応ところどころにきちんとした遺跡も残っている。 王の門のレプリカ

アナトリア文明博物館の王の門本物（戦士）

ハットゥシャの遺跡　エメラルドグリーンの石

しかしトロイ遺跡に継ぐしょぼさ・・・と言えば言える(^_^;)。 ここで改めて、同じ時代に属しながら今でも多くの遺跡が残っているエジプトのすばらしさを実感してしまった・・・って、トルコに来てエジプトを誉めるなって感じだけどね。 それにハットゥシャの観光、歩きながら見学できるのかと思っていたら、 要所要所、バスで連れていかれてしまった(T_T)。

ハットゥシャで復元中の神殿

ハットゥシャの丘すべてを歩いて見学したら結構な距離だし時間もかかるし、 バスで回った方が楽でいいんだろうけれど、 一応ボアズカレにこだわりのある私としてはどんなにしょぼい遺跡だろうと(^_^;)、 ゆっくりいにしえに思いを馳せながらハットューシャの都を散策してみたかったな。

赤い照明のホテルの部屋

ボアズカレを後に、3時間半の距離を首都アンカラへと向かう。 アンカラのホテルもまたまた郊外に位置していたのだが、 驚いたのは部屋の絨毯もカーテンもベッドカバーも何もかも赤で統一されていたって事(@_@)。 しかも照明まで怪しげな赤色を放ち･･･すごぉ〜く 悪趣味･･･ラブホじゃないんだからさぁ〜(^_^;)。 それさえなければいいホテルだったんだけどね。